推理小説やミステリー小説って、一度読み始めると途中で読むことを止めることができなくて、朝読み始めたのに、気が付いたら夕方という方もいらっしゃることでしょう。
そこで2020年の人気の推理小説を何冊かご紹介してみたいと思います。
一つ目は、小学館から出版されている『謎解きはディナーのあとで』です。
この小説は、東川 篤哉さんの原作で、テレビドラマ化された際には、
企業グループの令嬢でありながら、刑事として働いているお嬢様を北川景子さん、お嬢様に毒舌を吐きながらも、見守っている執事の影山役を櫻井翔さんが演じています。
一般的な推理小説では重々しいストリーとなりがちですが、この推理小説の場合は、コメディタッチなうえに短編集のように気軽に読み進めることが評判となっています。
二つ目は、『そして誰もいなくなった』です。
ミステリーの女王と呼ばれている、アガサ・クリスティー原作の小説で、
孤島に集められた10人が順に殺されていき、最後にはタイトル通り誰もいなくなるというストーリーで、現在でも人気の高い推理小説の名作であり、幅広い年代で読みことができる推理小説です。
また2017年にはテレビドラマ化をされており、出演者のおひとりである、渡瀬恒彦さんが放送直前にお亡くなりになったので、本作が遺作となり話題となりました。
三つめは先ほどの同じ作者の、アガサ・クリスティー原作である『オリエント急行殺人事件』です。
雪の中をひた走る、蒸気機関車の車内で発生をした殺人事件を、
名探偵のエルキュール・ポアロが解決をするが、結末には反則的ともいわれています。
またこの作品も、三谷幸喜さんの脚本でテレビドラマ化をされています。
ぜひ皆さんも、一度原作の推理小説をお読みなってみるのもいかがでしょう。
テレビドラマとの相違を楽しむことができるかもしれませんよ。